すみだブログ

みんなでつくる「喫茶マーケット」 2019年1月27日開催

ある農家の息子が「実家の本当に美味しい季節の味を、自分の手でいろいろな人に食べてもらいたい」そんな思いから動き出した喫茶マーケット。街かどにある喫茶店の軒先を借りて、月に1回、お米や野菜、加工品、雑貨などを販売するマーケットを開催しています。

「ふらっと来た人も、その“まち”に住む人も、出店者も、スタッフも自分の好きなモノや大切なコトをふるまい、そこに生まれる『かかわり』を大切にしていきたい」が喫茶マーケットのコンセプトです。

喫茶マーケット

1月27日()には、2つの喫茶店で開催しました。

8周年を迎えた一軒家カフェikkA(墨田区向島3-6-5)でリンゴ祭りを開催。

一軒家カフェikkA

一軒家カフェikkA

一軒家カフェikkAは、築50年以上の木造一戸建てをリノベーションしたカフェ。1階は食事もできるカフェスペースで、2階は古本を扱う「甘夏書店」と、キャンドル工房の「オレンジろうそく」がお店を出店しています。

喫茶マーケットは、秋田や青森産のリンゴや新米のあきたこまち、つぼ焼き芋、有明産の焼き海苔などを販売しました。特に2時間かけて焼き上げたつぼ焼き芋は、子どもから大人まで大人気でした。8周年スペシャルメニュー「リンゴとつぼ焼き芋入りパイ」「リンゴとチキンのキッシュ」「生アップルジンジャーティー」なども登場しました。

また、甘夏書店では、「食のお座敷ブックマルシェ」を開催し、食をテーマとした本や雑貨のフリマ、オレンジろうそくでは、ワークショップを開催しました。

 

もう一つの会場、ゲストハウスFete(墨田区石原1-39-1)では、リンゴや新米のあきたこまちに各地の旬の野菜・食材などが軒先に並びました。特に人気なのが、自家製の「いぶりがっこ(燻製された大根の漬物)」。保存食や着色料を使わず、パリパリ感が特徴です。多くの方が訪れ、午後には品薄になるほど、みなさんによろこんでいただきました。

喫茶マーケット

ゲストハウスFete

Feteオーナーの岩本さんも「おいしい野菜を買うことができるお店は少ないので、地域の方々によろこんでもらっています。これからも継続的に開催したいです」と言います。

生産者がひとつひとつ丁寧に作り上げたものを多くの方に知ってもらい、よろこんでもらえることで、人とのつながり、まちとのつながりが生まれるのが、喫茶マーケットの魅力だと思います。また、地方の生産者が少量の商品の販売のため、都内に出ることは難しいという状況をスタッフと喫茶のコラボにより解消することができるのも喫茶マーケットの強みでもあります。

これからも「ただ売る」「ただ買う」だけの関係を超えて、みなさんとの「かかわり」を大切にする、あたたかい場所であり続けたいと言います。

【次回の予定】は、2月24日()ゲストハウスFeteにて「焼き芋フェスタ」

喫茶マーケット:https://www.facebook.com/kissalaundrymarket/
一軒家カフェikkA:https://ameblo.jp/cafe-ikka/
ゲストハウスfete:http://fete-guesthouse.com

イベント

くまモンが銭湯をジャック「銭湯くまモン」

押上温泉「大黒湯」が「熊本」「くまモン」とのコラボレーション

熊本県では熊本地震からの復興を後押しすることを目的に、自治体初の長期銭湯コラボを企画。
会場となるのは、押上温泉 大黒湯(墨田区横川)で、2月6日(水・お風呂の日)~3月4日(月)まで開催します。
今回のイベントは、大黒湯全体が熊本一色に染まるほか、熊本県の魅力を存分に味わえる特別イベントとなっています。

銭湯くまモン

2月6日のオープン前には、メデイア向けの会見が行われ、壇上には熊本県蒲島郁夫知事、銭湯絵師の田中みずきさん、熊本県営業部長兼しあわせ部長の「くまモン」が登壇。
田中みずきさんのペイントライブと蒲島知事により銭湯絵を通じて、熊本の魅力の紹介が行われました。

銭湯くまモン

銭湯絵に描かれた風景は、くまモンに加え、熊本地震で被害を受けた復旧中の熊本城、米塚ジオサイト、いま話題の「いだてん」主人公の金栗四三(かなくりしそう)、おばけの金太、木葉猿、肥後手まり、天草のイルカ、きじ馬が描かれています。この銭湯絵は17時間かけて描かれました。
「普段描く絵と違い大変ではありましたが、楽しくもあり、途中疲れた時にくまモンを見ることでだいぶ癒されました」と田中みずきさん。

銭湯くまモン

銭湯くまモン

期間中は、銭湯内の至るところに「くまモン」と熊本県の名産品、などの紹介や販売が行われています。

銭湯くまモン

銭湯くまモン
ロッカーの一部に隠れくまモンを発見

 

熊本の「食べて、見て、走って」を体感する魅力が詰まった特別イベントも開催!

第1弾「地酒&名産物を大満喫Day」
500年の伝統・歴史・文化を誇る米焼酎「球麿焼酎」をはじめとした熊本の地酒や辛子蓮根などの名産を味わうことができる屋台コーナーを設けるほか、熊本の地酒から取り出された酒粕風呂を展開します。
日時:2月9日()午後2時~翌午前10時(飲食提供は午後9時まで)
ご利用料金:入浴料のみ。銭湯に入浴された方へ試食品の提供のほか、一部販売もあり。

第2弾「ナイト銭湯Day」
水着着用で銭湯にスマホを持ち込み入るという非日常的な体験ができるナイトイベント。浴室内にまるでないとプールかのような光と音の演出を施し、熊本をきらびやかな世界観で表現。また、フォトブースなど撮影ポイントを多数設置するほか、オリジナルグッズのくまモン防水スマホケースもプレゼント。男女混合で展開。
日時:2月16日()午後5時~午後9時30分の間の1時間交代制。※詳細は大黒湯ホームページを参照ください。
料金:1,000円(入浴料+くまモン防水スマホケース)
定員:各回50人

第3弾「くまモン ランニングDay」
スカイツリーを眺めながら走り、くまモンと触れ合いその後汗を流すランニングイベント。くまモンのトレードマークである赤いほっぺのオリジナルフェイスシールを貼り、箱根駅伝で3度の総合優勝に貢献した元東洋大学陸上部の柏原竜二さん(富士通)と共に大黒湯周辺コースをランニング。他にも、くまモンとの触れ合いや熊本県オリジナルいちご「ゆうべに」の試食など特別な体験ができ、ゴール後に銭湯で汗を流す。
日時:2月23日()【1】午後0時30分~午後2時30分/【2】午後3時~午後5時
料金:1,000円(入浴券+オリジナルフェイスシール+ドリンク)
定員:各回50人

イベントの詳細、受付時間・場所、ご利用方法、通常営業時間など押上温泉大黒湯のホームページをご参照ください。

 

押上温泉 大黒湯
東京都墨田区横川3-12-14
ホームページ:http://www.daikokuyu.com

イベント

SORAスタジオがチャリティーバザーを開催

フラダンスやヨガ、カポエラ道場などのレンタルスペースを運営するSORAスタジオ(運営:有限会社一進社)で第一回目となるチャリティーバザーが開催されました。

SORAスタジオがチャリティーバザーを開催

バザーに出店された商品は、レンタルスタジオを利用する教室の皆さんが家庭から持ち寄った未使用の家庭用品から子供のおもちゃ、衣類、雑貨などさまざまな商品が揃えられていました。

お洒落な椅子2脚とガラステーブルのセット(1,300円)や現役で使えるアコーディオン(1,000円)、カポエイラの楽器(300円)など希少価値があって破格の商品も多く、お気に入りをみつけるのも楽しめるバザーでした。

SORAスタジオがチャリティーバザーを開催

SORAスタジオがチャリティーバザーを開催

SORAスタジオがチャリティーバザーを開催

バザーの終了後には、フラダンススクールのHOALOHAによるフラダンス、親子キッズヨガ、高田道場のカポエイラの無料体験レッスンが開催。

当日に販売されたバザーの利益の一部は、ことといこども食堂(墨田区向島5-21-6)に寄付をされます。
「チャリティーバザーは、年間2回くらいのペースで続けていきたい。家庭にある使用しないものを有効利用しながら、寄付などで地域に貢献できればと」とSORAスタジオ代表取締役の東端さん。

SORAスタジオがチャリティーバザーを開催

 

アコーディオンを買い上げた京島在住の男性

アコーディオンを買い上げた京島在住の男性。
「アコーディオンは弾けないのですが、思わず買ってしまいました。これから練習します(笑)」

 

SORAスタジオ
https://oshiage-rental.com

イベント

繊細で色鮮やかな江戸切子を堪能「まち処 新春市 ~お正月を彩る逸品~」

産業観光プラザ すみだ まち処で、「まち処 新春市 ~お正月を彩る逸品~」が1月16日(水)まで開催されています。
特に注目したいのが江戸切子のグラスや器。山田硝子加工所、根本硝子工芸、門脇硝子加工所、大場硝子加工所の職人が手がける江戸切子の展示販売をしています。

まち処新春市~お正月を彩る逸品~

山田硝子加工所は、一般的な江戸切子に加えて、動植物や花鳥風月などのモチーフを磨り硝子状に描く技法がが特徴です。

 

まち処新春市~お正月を彩る逸品~

根本硝子工芸の江戸切子は、非常に繊細なカットと曲線のカットを施しながら類をみない色使いが特徴です。個性が異なる親子二代の作品が展示販売されています。

 

まち処新春市~お正月を彩る逸品~

門脇硝子加工所は、色彩と加工が特徴的な美しさを表現していて、アート作品のような江戸切子を楽しむことができます。

 

まち処新春市~お正月を彩る逸品~

大場硝子加工所の江戸切子は、美しい色合いと繊細な加工が特徴的で、まるで万華鏡のような美しさを表現しています。

 

それぞれの江戸切子の特徴を楽しみながら見比べることができる展示販売会です。ぜひ、この機会に訪れてみてはいかがでしょう。

産業観光プラザ すみだ まち処
東京スカイツリータウン・ソラマチイーストヤード5階
TEL:03-6796-6341
営業時間:10:00~21:00
定休日:不定休

イベント

第28回京島文化まつり×江戸長屋滞在制作展

墨東地区の魅力を伝える文化とアートの祭典

京島文化まつり

京島文化まつり

今年で、28回目を迎えた「京島文化まつり」がキラキラ橘商店街にある京島第二集会所(キラキラ会館)で11月10日()11日()の両日で開催されました。
京島第二集会所では、工作品や、書道、絵画など小学生(第四吾嬬小学校)から高齢者まで地域の方々の作品を展示。その他にも、京島フォトコンテストの作品展示や子供向けイベント、原公園での太鼓の演奏や河内音頭、文花中学校吹奏楽部の演奏、キューピッドガールズのショーなど多くの催しがありました。11日()には、キラキラ橘商店街の「つまみぐいウォーク」も同時開催され、多くの家族連れの姿がみられました。同日から「隅田川 森羅万象 墨に夢」の企画イベント「江戸長屋滞在制作展」11月10日()~18日()も開催され、京島の文化とアートに触れるイベントが一週間にわたり、楽しむことができます。

江戸長屋滞在制作展

江戸長屋滞在制作展

京島を中心とした墨田区の墨東地区を拠点に活動するアーティスト約40人ほどが、京島第二集会所(京島3-52-8)、三軒長屋旧邸(八広2-45-9)、sheepstudio(京島3-20-9)、平屋別館(京島3-57-9)のメイン会場と8つのオープンアトリエ会場でそれぞれの作品を展示。
参加者は、プロとして幅広く活躍する方から、新鋭アーティスト、ものづくりの作家、趣味として長年作品を作り続ける地域住民の方々など8歳から90歳までの作品が展示されています。

江戸長屋滞在制作展

江戸長屋滞在制作展

江戸長屋滞在制作展

この作品展の趣旨は、長屋の残る木密エリアが育んできた独自の創作意欲をかき立てる環境や要素は何か?「作品」と「場所/地域」の関係を探ることをテーマとしています。それらを紐解くQ&Aのパネルがアーティストの作品とともに展示されています。このパネルを見ることで、作品が生み出される背景が地域とどのように関わっているのかを知ることも楽しみの一つです。

また、ワークショップとして子ども達も参加できる「墨田コラージュ大会」が開催されました。

江戸長屋滞在制作展」は、11月18日()まで開催。
18日()には、TEFU(東京藝術大学院彫刻家有志)とAAN(藝術英語塾有志)による和紙の折り紙で制作する「すみだランタンワークショップ」(13:00~17:00)が三軒長屋旧邸「となりの製作所」で開催。
同日の夜には、シンポジウム「墨田STYLE for AIR」(18:00~20:00、交流会20:00~)が開催。
パネリストには、Eat and art taro(アーティスト)、大西由莉(アーティスト)、高田洋三(写真家)、TEFU(東京藝術大学院彫刻家有志)、AAN(藝術英語塾有志)、村田達彦(遊工房アートスペース・ディレクター)、後藤大輝(「江戸長屋滞在制作展」実行委員)が登壇。

墨田区の墨東地区の魅力をアート作品、アーティストを媒体として知る作品展でもあります。この機会にぜひ、お見逃しなく。

「江戸長屋滞在制作展」実行委員長 後藤大輝さん
「江戸長屋滞在制作展」実行委員長 後藤大輝さん(平屋別館前)

イベント