すみだブログ

第28回京島文化まつり×江戸長屋滞在制作展

墨東地区の魅力を伝える文化とアートの祭典

京島文化まつり

京島文化まつり

今年で、28回目を迎えた「京島文化まつり」がキラキラ橘商店街にある京島第二集会所(キラキラ会館)で11月10日()11日()の両日で開催されました。
京島第二集会所では、工作品や、書道、絵画など小学生(第四吾嬬小学校)から高齢者まで地域の方々の作品を展示。その他にも、京島フォトコンテストの作品展示や子供向けイベント、原公園での太鼓の演奏や河内音頭、文花中学校吹奏楽部の演奏、キューピッドガールズのショーなど多くの催しがありました。11日()には、キラキラ橘商店街の「つまみぐいウォーク」も同時開催され、多くの家族連れの姿がみられました。同日から「隅田川 森羅万象 墨に夢」の企画イベント「江戸長屋滞在制作展」11月10日()~18日()も開催され、京島の文化とアートに触れるイベントが一週間にわたり、楽しむことができます。

江戸長屋滞在制作展

江戸長屋滞在制作展

京島を中心とした墨田区の墨東地区を拠点に活動するアーティスト約40人ほどが、京島第二集会所(京島3-52-8)、三軒長屋旧邸(八広2-45-9)、sheepstudio(京島3-20-9)、平屋別館(京島3-57-9)のメイン会場と8つのオープンアトリエ会場でそれぞれの作品を展示。
参加者は、プロとして幅広く活躍する方から、新鋭アーティスト、ものづくりの作家、趣味として長年作品を作り続ける地域住民の方々など8歳から90歳までの作品が展示されています。

江戸長屋滞在制作展

江戸長屋滞在制作展

江戸長屋滞在制作展

この作品展の趣旨は、長屋の残る木密エリアが育んできた独自の創作意欲をかき立てる環境や要素は何か?「作品」と「場所/地域」の関係を探ることをテーマとしています。それらを紐解くQ&Aのパネルがアーティストの作品とともに展示されています。このパネルを見ることで、作品が生み出される背景が地域とどのように関わっているのかを知ることも楽しみの一つです。

また、ワークショップとして子ども達も参加できる「墨田コラージュ大会」が開催されました。

江戸長屋滞在制作展」は、11月18日()まで開催。
18日()には、TEFU(東京藝術大学院彫刻家有志)とAAN(藝術英語塾有志)による和紙の折り紙で制作する「すみだランタンワークショップ」(13:00~17:00)が三軒長屋旧邸「となりの製作所」で開催。
同日の夜には、シンポジウム「墨田STYLE for AIR」(18:00~20:00、交流会20:00~)が開催。
パネリストには、Eat and art taro(アーティスト)、大西由莉(アーティスト)、高田洋三(写真家)、TEFU(東京藝術大学院彫刻家有志)、AAN(藝術英語塾有志)、村田達彦(遊工房アートスペース・ディレクター)、後藤大輝(「江戸長屋滞在制作展」実行委員)が登壇。

墨田区の墨東地区の魅力をアート作品、アーティストを媒体として知る作品展でもあります。この機会にぜひ、お見逃しなく。

「江戸長屋滞在制作展」実行委員長 後藤大輝さん
「江戸長屋滞在制作展」実行委員長 後藤大輝さん(平屋別館前)

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